So-net無料ブログ作成
[代々木上原]プチグルメ紀行 ブログトップ

不遇のイタリアン「カーサ・ヴェッキア」 [[代々木上原]プチグルメ紀行]

「山せみ」のことを書いてしまったので、調子にのって代々木上原ネタをもう一つ。
(代々木上原についてなら本が一冊書けるけど、タイムリーでないことはBlogではなるべく書かないようにしよう。)

今発売されている「pen」で、散策をテーマに、代々木上原~代々木八幡の4ページ記事が載っていた。そこで掲載されていた店たちは、アド街や「散歩の達人」的雑誌とは一味違うラインアップだった。さすが「pen」。

その中でもちょっと驚いたのがイタリアンレストラン「カーサ・ヴェッキア」の紹介。イタリア帰りの本格派・見崎シェフが「今一番脂がのっているシェフ」というような好意的な書かれ方をしていて、僕としてはすごくうれしい記事だった。

「カーサ・ヴェッキア(Casa Vecchia)」

カーサ・ヴェッキアには、オープン当初に3~4回行ったことがある。見崎シェフと奥さまの二人でやっていて、心の行き届いた良いレストランだと思った。中でも、自家製生ハムは、イタリアンというよりはスペインのハモン・セラーノみたいな感じでとても美味しく、印象に強く残った。

満足度の高いお店だったので、美味しかった旨をシェフに告げると、シェフは眉間にしわを寄せて、
「この間も●●という本にボロクソ書かれた。くそ~」
というようなことを苦笑しながら言っていたものだ。志が高く、実力もあるのに、評論家たちに辛口に扱われる不遇。見崎シェフの「負けないぞ~」という心意気はしかし、同じ男としてとても爽やかに感じた。

推測だけど、「カーサ・ヴェッキア」オープン当初は、見崎シェフが鳴り物入りだったために、批評家が辛らつになっていたのではあるまいか。サービスや雰囲気、食材の選び方など、広尾あたりの超鳴り物イタリアンと真っ向で比較して、単価の部分は差し置いて、「がっかりした」みたいなことを語ったのではないか。元来批評というのは辛らつな方が書きやすいものだ。
その当時でも、そういった批判は僕にはピンと来なかった。美味しかったんだもの。

代々木上原から離れてもう3年目。来週にでも、桜子を連れてカーサ・ヴェッキアに行ってみようと思う。なにせ、今一番脂が乗っているらしいし。


nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(2) 
共通テーマ:グルメ・料理

代々木上原:そば屋は「山せみ」。 [[代々木上原]プチグルメ紀行]

少し酔っ払っていい気分。今日は会社では政治的で気疲れすることばかりだったし。自分へのご褒美。というかただの気晴らし。
桜子が、僕の実家の父にバレンタインのチョコを渡すというので、実家の代々木上原に寄りがてら、名蕎麦屋「山せみ」に行ってきた。

山せみはオープン間もないころは、「蕎麦はうまいがサービスが悪すぎる(笑)」と地元では有名な蕎麦屋だった。それはひとえに、二つ以上のことを同時に記憶できないパニック症候群のおばさまがホールをやっていたせいで、そのおばさまはとうの昔にやめている。現在はとにかく蕎麦がうまい隠れた名店としてそば通の間でもそれなりに有名になってきた。

山せみ

白金「三合庵」の時にもふれたが、この店はとにかく蕎麦がうまい。ただし、この店の蕎麦は、他の追随が及ばないほどの「アルデンテ」である。コシとキレについては「これ以上はやりすぎ」というギリギリのところをついてくる。そして、慣れると他の蕎麦が「ゆるい」「ぬるい」「歯ごたえがない」と感じるようになるのだから罪深い。

ビールか日本酒で、「出汁巻玉子」「たこわさび」「京芋の揚出し」「豆乳鍋」「鴨の陶板焼き」などを好きに頼んでつまむ。どれも、きちんと美味しくて酒が進む。とくに最初の二つが定番メニューとしておすすめ。
で、「天せいろ(天ぷら別もりせいろ)」を頼み、天ぷらのみ先に持ってきてもらう。天ぷらをつまみに一杯。天ぷらは季節によって具が違う。今日は「炙った筍」を天ぷらにしたものがたいへん美味しかった。筍は焼くことで香りが何十倍になるからね。
で、そば。
いわゆる趣味蕎麦の店としてはかなりボリュームは多い。女性なら一枚でも充分満足できる。ただ、僕は必ず2枚食べるけどね。

一枚目が出てきたら、必ず<何もつけずに>食べてみてほしい。水がきれいで、蕎麦の香りがすごく立ってくる。普段は絶対に気付かない蕎麦の味と香りがそこにある。
そこからは普通に蕎麦を食する。一枚目はそれでいい。
そこで、「辛味大根」を注文する。これは必殺秘密兵器。ここのつゆは少し甘めに感じる人もいると思うが、絡み大根をひと掬い、つゆにぶち込んでみてくれ。この辛さは、わさびとも違う。限りなく透明で、むしろ鰹が雑味に感じるほどの「固さ」。これは食べ始めると止まらない。これで2枚目を食べる。
もし、ここでもっと飲む気があるのなら、「そばみそ」を焼いてもらう。しゃもじにのった焼き味噌をなめながら日本酒でも焼酎でも好きに飲む。

ここまでやって、一人¥3500~4000くらい。
幸せ。
これがあるから代々木上原はイイ。


nice!(0)  コメント(1)  トラックバック(1) 
共通テーマ:グルメ・料理
[代々木上原]プチグルメ紀行 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

×

この広告は1年以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。